理想の押し付けです

長年連れ添った夫婦が離婚したらしい。(そういう芸能ニュースがあった)
他人事だしその人となりも知らないし何があったかも知らないけど、なんか悲しくなる。
私が勝手に抱いている幻想にデコピンしてくる感覚なのだ。
現実見ろよ目を覚ませ。所詮は他人同士。ずっと一緒が続くなんて無理なんだ。
そういう相手に出会えるってのは奇跡のような確率なんだ。
まあ、自分を見てもわかるように貝合せのようにバッチリ合う人が必ずいるとも限らないし、ましてや出会えるとは限らないんだ。
だけど中二病の自分は幼い頃から読んでいた少女漫画の影響があり、いわゆる『運命の相手』なんつーものに憧れを持ってるし、イタイと分かっているがどこか信じてる節もある。
他人となんてどこがどうすればそういう結果に行き着くのか…不思議がいっぱいなのだ。
自分にはない分、他人にその夢を託しているのだ。羨ましさや妬みがないわけではないが、それでも幸せが多いほうが良いことが多いと思う。
残念だなとかどうにかできなかったのかなとか、自分なんぞがお門違いな感想を持ってしまうのだ。
世間の人には私には巡ってこない経験(結婚したいと思える相手と出会えて同じように思ってもらえた)をしているのだから、どうにか全うしてほしい。
単なる個人の感想です。