家族のレシピ

斎藤工松田聖子が共演でバクテー食べるってことで観に行きました。
斎藤工の役どころはきっともう少し年齢が若い設定なんだろうな。30代の男性にしては素直すぎるし、ひねくれた感じがあんまりない。
おばあちゃんの料理を食べて、母の味を思い出して涙するシーンは泣けた。誰にでもある思い出の味が掘り起こされるいいシーンだった。
戦争とか個人レベルで誰も悪くないところにいがみ合いの原因があると、悲しくて仕方ない。
お父さんもお母さんも幸せになれる人だったのに、大きな後悔を残して人生を終えてしまうことが残された人にとってどれほど辛いか。
観音様がイメージでいろいろなところに出てきて想起させるんだけど、松田聖子が作品の中では生きる観音様として登場している用に見えた。いつまでもきれいで神秘的。
バクテーが美味しそうで食べたくなったんだけど、近くで食べられるところあんまりないんだね。